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つつましやかなお正月



慎ましやかと言えば聞こえがいいが、縮小化に拍車がかかった2016年の買いお節、だった。
あぁ母に任すのではなかったな...







2015年のお節に比べて格もお値段も0.7掛けorz

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東京大森・佃浅商店 和二段重 ¥16,740





そもそも料理が嫌いで味オンチを自覚しているため、食全体への執着が薄い彼女。
2015年は家のあちこちを修繕したり白物家電を更新したりで、
臨時出費が嵩んだこともあり、キツめな倹約に走るのは分かるけど。

お味はいたってフツー
煮しめはひと品ずつ煮含めたような感じで、母の実家(東京)方式に近い。
栗きんとんはホンノちょびっとだったが栗は大きく、きんとんの部分も栗餡で作られていたっぽい。
全体としてはお値段なりなんだろうが、お節としては地味過ぎだー
色も地味だし(写真はこれでも少しアゲ↑てある)、「祝い」小物も入っていない。
しかも、ウチのメンバーは食べないタコの煮たのやホタテの煮たのがどどーんと入っていて。

来年は、昨年と同じ「金沢・金茶寮」に戻したいーと言ったら、
もう贅沢はできませんっとぴしゃり。マヂで?!
普段の菓子や甘味への無駄遣いをちょっと見直せばいいのじゃなくて?





懸案の鳥ラベルの酒はやっぱり手に入らず、3年続いただけで縁起担ぎは途切れた。
なんて縁起の悪い...で、今年はまたまた福井のお酒にしてみた。





一本義久保本店 純米吟醸酒 伝心「雪」

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画像は一本義久保本店さんサイトから拝借





純米大吟醸酒にしなかったから、こちらも意図せず倹約したような恰好になってしまった。
上燗で飲みがたる人が約1名いるため、高級酒はそれこそ勿体ない。
伝心「雪」は飲み口はさわやか&フルーティなのだが後口はキリっとした辛味を少し感じる。
おとなしめだけど、水のように手ごたえないのとは違い、かなり好み。
白瓶&化粧の感じも品良くて見栄えして、味も好み=コスパの良い酒だった。
上燗で飲みたがる人には勝手にぬる燗でお出ししたら、美味しいと言って飲んでいた。(笑)





by nene_co | 2016-01-10 23:00 | プロのお仕事